「留萌交番日記'95春」放送リスト

北海道テレビ放送HTB)『エリアコードドラマ011』

第4弾「留萌交番日記'95春」(1995年4月7日~6月23日)

金曜 23:25~23:55

 

第1回:1995年4月7日

 留萌の岩磯女交番には三人の警官が勤務していた。結局戻ってきた愛川巡査(中野英雄)、一番若いが、やる気が感じられない布浦巡査(村上淳)、春が過ぎると定年を迎える日向巡査(山田吾一)。愛川は「ウニ松水産」の社長の二女・ゆかり(飯島直子)と交際している。

 

第2回:1995年4月14日

 海岸で発見された変死体の捜査のため、東京・新宿署の雨夜(嶋田久作)と北海道警察の田所(上田耕一)がやって来た。雨夜は東京で起こった同じ手口の殺人事件との関連性を調べていた。早速愛川(中野英雄)らとともに捜査を始める。

 

第3回:1995年4月21日

 長靴の(三宅康敏)が愛川(中野英雄)を訪ねる途中、何者かに襲われた。長靴のは心当たりはないというが、雨夜(嶋田久作)は愛川に、彼の身辺を調べるように頼む。一方、検視の結果、凶器は旧ソ連の短銃・トカレフと分かった。

 

第4回:1995年4月28日

 捜査を続ける雨夜(嶋田久作)と田所(大河内浩)が泊まっていた旅館の部屋に銃弾が撃ち込まれた。愛川(中野英雄)は指なし死体事件の犯人と同一人物と推測するが、雨夜は否定する。旅館の前の道に犯人のものと思われる車の跡が残っていた。

 

第5回:1995年5月5日

 日向(山田吾一)は、死体の腕のカギ状の傷跡が、ニシンからカズノコを取り出すときに使う玉包丁による傷だとひらめいた。愛川(中野英雄)らとともにウニ松食品を訪ねる。応対したみどり(沖直美)は、包丁は卸問屋の社長・大人子供(和平憲治)から仕入れていると言う。

 

第6回:1995年5月12日

 雨夜(嶋田久作)は、死体の腕にあるカギ状の傷跡が玉包丁によるもので、それは治療の跡だと確信。玉包丁を使って傷を焼くという独特の治療法があると知った雨夜たちは、被害者を岩磯女の出身者と見て捜査を進める。

 

第7回:1995年5月19日

 雨夜(嶋田久作)らの調べで、指なし死体の身元が判明。札幌市に住む広域暴力団の元組員・野崎だった。日向(山田吾一)や雨夜は、出身地の留萌に死体を捨てたことを疑問に思う。

 

第8回:1995年5月26日

 雨夜(嶋田久作)や日向(山田吾一)らは、殺された野崎が甘党の議員(山崎満)の選挙資金を運んでいたことをつかむ。退院した新聞記者の君塚(山崎一)がウニ松水産のみどり(沖直美)からもらったという野崎の資料を降板に持って来た。

 

第9回:1995年6月2日

 ゆかり(飯島直子)と、さやか(大畠和音)は、道で旅行者風の若い女性(本山美香子)に岩磯女交番の場所や日向(山田吾一)のことを聞かれる。彼女の様子に不審を抱いた二人は早速交番へ行き日向と愛川(中野英雄)に怪しい女がいると話す。

 

第10回:1995年6月9日

 

第11回:1995年6月16日

 死体発見時、現場付近で目撃されたサーファー(ミッキー・カーチス)が現れたという。雨夜(嶋田久作)や愛川(中野英雄)たちは山狩りを行う。愛川と飯島(ひかる一平)は浜磯女を見渡す丘でサーファーを待ち構えていた。その時、人が走る音が。飯島が後を追った直後銃声がした。

 

最終回:1995年6月23日

 ゆかり(飯島直子)を訪ねた雨夜(嶋田久作)は「札幌であなたと野崎(中村圭介)が話しているのを見た人がいる」と切り出す。ゆかりは「人違いでは」と言葉を濁す。

 

 

記載しているあらすじは、当該回放送日の新聞に記載されたものです。

特番等で放送時間がずれた回については、年月日のあとのカッコ内に放送時間を記しています。

出典:『北海道新聞』縮刷版(国立国会図書館所蔵)