『あいうえお天気目玉焼Lサイズ』1991年度放送リスト
福島放送(KFB)『あいうえお天気目玉焼Lサイズ』
1990年4月7日~1998年9月26日に福島放送(KFB)で放送された週末の情報番組。
1990年4月7日にスタートした『あいうえお天気目玉焼』は、好評を受けて翌1991年4月6日放送分から放送時間を1時間に拡大。毎週土曜日7時~8時の放送となり、タイトルも『あいうえお天気目玉焼Lサイズ』とリニューアルした。出演者に変更はない。
ここでは、1991年度放送分についてまとめている。なお、番組の見どころは、『福島民報』においては放送前日(金曜日)のラ・テ欄に「明朝の見もの」として記載されている。放送回数は『あいうえお天気目玉焼』時代からの通算である。
第52回:1991年4月6日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
好評のA-SAT中継は、福島市花見山公園から満開の梅と、ほころびかけた桜のハーモニーを伝える。寺尾克彦の「くいしんぼうなんだかだぁー」など、新コーナーも続々登場。
第53回:1991年4月13日「春は桜・夜の森公園▷イチゴ大福」
第54回:1991年4月20日「▷華麗・桜と桃の競演▷おふろ洗い必勝法」
青い空に一本の線をひいたような「飛行機雲」。今の季節に一番多く出るという飛行機雲について解説する。
第55回:1991年4月27日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
今回の「知ってますCar、好きですCar」のコーナーは、G・Wなど混雑する観光地への抜け道を紹介。
第56回:1991年5月4日「感動、絶景、安達太良山頂から生中継」
第57回:1991年5月11日「さわやか、初夏の松川浦で潮干狩り」
磯の香りが心地よい初夏の松川浦からの中継。宮田真弓アナがおいしいハマグリを夢みて潮干狩りに挑戦。
第58回:1991年5月18日「▷天気はなぜ西から変わる?▷ボタン園中継」
第59回:1991年5月25日「真紅のツツジの大じゅうたん・小野町高柴山」
海へ山へと行楽の季節。今回の中継は、小野町高柴山山頂から一面に広がる赤いつつじのじゅうたんを。また「知ってますカー」のコーナーでは、高速道路の走り方についてリポートする。
第60回:1991年6月1日「梅雨とチベットの謎▷阿武隈川小さな渡し舟」
第61回:1991年6月8日「楢葉町からくり時計▷今年の梅雨の対策は?」
第62回:1991年6月15日「双葉町遅咲きのバラ▷梅雨時の天気図と雨量」
今回のお天気名人は、霧のかかり具合でお天気を占う天栄村の星嘉右ェ門さん(八〇)が登場。また、中継は双葉町の双葉バラ園から。
第63回:1991年6月22日「▷雨ってどんな形?▷土間で見る今日の天気」
第64回:1991年6月29日「雄国沼から初夏の花▷集中豪雨はなぜ起こる」
毎年多くの被害を出す集中豪雨。今回のお天気すくーるでは集中豪雨のメカニズムと対策についてとりあげる。
第65回:1991年7月6日「▷裏磐梯のジュンサイ▷注意報と警報の違い」
第66回:1991年7月13日「▷もやと霧はどう違う▷野菜がジャムに変身」
第67回:1991年7月20日「▷雲のできかた▷桃太郎トマトってなぁに?」
今回の中継は南郷村から「桃太郎」という名の熟成トマトを紹介。また、お天気名人は郡山労山会長の佐藤一一さんが登場する。
第68回:1991年7月27日「▷雲の種類パート1▷いわき・ウナギ釣り」
「お天気すくーる」では、雲の種類を二週にわたり取りあげる。雲は高さによって、大きく十種類に分かれている。今回はそのうちの五種類を分かりやすく解説する。
第69回:1991年8月3日「▷だるまの天気予報▷雲の種類PART②ほか」
第70回:1991年8月10日「▷四倉地引き網大会▷雷はどうして起きるの」
第71回:1991年8月17日「▷北塩原村ホップ畑▷カミナリを避ける方法」
第72回:1991年8月24日「▷東京ドームの秘密?▷飯坂・摺上川の渓流」
第73回:1991年8月31日「おちアユの刺し網漁▷台風発生のメカニズム」
今回は南会津郡伊南村から清流におどる鮎の刺し網漁を中継で。また、台風の大きさや強さの基準、発生のメカニズムをわかりやすく解説。
第74回:1991年9月7日「▷いわきでナシ狩り▷台風の進路と風の向き」
今回はいわきにある観光なし園からの中継。おいしい「なし」の見分け方を紹介する。また、台風の進路と風の向きを分かりやすく解説する。
第75回:1991年9月14日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
第76回:1991年9月21日「▷美坂高原で乗馬▷風のいろいろ”季節風”」
第77回:1991年9月28日「棚倉町・大農園でクリひろい▷局地風って何」
第78回:1991年10月5日(スペシャル)「日本列島早朝カメラリレー」
番外「おかげさまで10周年「目玉焼大感謝祭」」:1991年10月5日(14時30分~15時55分)「▷飛び入り歓迎、世紀の大くつなげ大会」
毎週土曜日朝放送中の「あいうえお天気目玉焼Lサイズ」のレギュラー陣とアナウンサーが勢ぞろい、磐梯山ろくと郡山市イトーヨーカドーから二元生中継で多彩なイベントを繰り広げる。
第79回:1991年10月12日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
第80回:1991年10月19日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
第81回:1991年10月26日「▷絶景、猪苗代町・白糸の滝▷降雨の秘密?」
第82回:1991年11月2日「▷霊山の紅葉▷文化の日はなぜ晴れる?」
第83回:1991年11月9日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓ほか」
第84回:1991年11月16日「▷ユズの収穫最盛期▷エルニーニョ現象」
第85回:1991年11月23日「▷出荷最盛期白沢のトロロイモ▷お天気名人」
第86回:1991年11月30日「羽藤淳子 寺尾克彦 宮田真弓 鹿野浩司ほか」
第87回:1991年12月7日「▷岩瀬牧場花の出荷大忙し▷汽車で天気判断」
鏡石町の岩瀬牧場のフラワーセンターから、今出荷最盛期を迎えている冬の花たちを宮田真弓がリポート。お天気名人は、福島市の高橋武雄さんが登場する。
第88回:1991年12月14日「▷風物詩松川浦アオノリ摘み▷立子山船場跡」
一面に広がる幾何学模様のノリ棚。木枯らしの中、新芽を摘む松川浦の冬の風物詩、アオノリの収穫の様子を宮田真弓がリポート。
第89回:1991年12月21日「▷名人いーとこクリスマス編▷中継コイ養殖」
第90回:1991年12月28日(スペシャル、7時~8時30分)「宮田VS寺尾・東西対抗2元中継”楽しい年末はどっち?”ほか」
「東西年末風景大競演!」と題して宮田アナと寺尾アナが師走の街に。
第91回:1992年1月11日「▷どうなる今年の天候▷中継会津雪の御薬園」
飯舘村の「作見の井戸」と白沢村の「鏡もち」で今年の天候や農作物の出来を占う。
第92回:1992年1月18日「▷勉強に最適な室温は?▷モヤシ作りと天気」
今回は郡山市でもやし製造販売を営む三沢忠さんが出演。もやし作りには、天気と湿度の関係が微妙に影響しあう。
第93回:1992年1月25日「中継岩代町杉沢の大杉▷安達太良山の雪ニワトリ」
第94回:1992年2月1日「いわき春咲き紅梅▷節分の豆で一年気象占い」
第95回:1992年2月8日「雪となかよし・只見雪まつり▷チェーンのかけ方」
第96回:1992年2月15日「中継新野菜オータムポエム収穫▷桐ゲタ投げ大会」
県内では三年前から栽培されているという「オータムポエム」。この野菜のルーツをリポート。
第97回:1992年2月22日「▷中継遠野和紙づくり▷気象衛星ひまわり」
第98回:1992年2月29日「▷いわき絵のぼりと天気▷気象衛星の画像」
第99回:1992年3月7日「▷早春の味・葉わさび▷今年のスギ花粉は?」
第100回:1992年3月14日「▷100に熱き思い込めて!100回スペシャル」
早いもので今回が百回目。そこで「百」にこだわった内容をズラリそろえる。百歳のお天気名人、百年前の天気図、中継は相馬市の「百尺観音」。
第101回:1992年3月21日「▷中継春を待つ牧場▷赤飯と汁と天気の関係」
二本松市の安達太良山ろくから春を待つ牧場ののんびりした表情と、春を待ちかねて踊るように咲き出している「まんさく」の花を中継で紹介。また、お天気名人は、福島市霊山町の菅野マスさんが登場する。
第102回:1992年3月28日「中継田村町白炭作り▷雪が終わるのはいつ?」
【備考】
第78回で行われた「日本列島早朝カメラリレー」の参加局は、北海道・北海道テレビ(HTB)、青森県・青森朝日放送(ABA)、新潟県・新潟テレビ21(NT21)、静岡県・静岡県民放送(SKT)、鹿児島県・鹿児島放送(KKB)の5局。
【参考文献】
・『福島民報』朝刊各号(国立国会図書館東京本館所蔵マイクロフィルム)
【2023年4月12日公開】
【2023年5月18日一部改稿】