『いきなりBAN・BANのっTV』1989年放送リスト
福島中央テレビ(FCT)『いきなりBAN・BANのっTV』
1988年4月16日~1991年3月30日に福島中央テレビ(FCT)で放送された週末の情報番組。放送時間は毎週土曜日17時10分~18時。同日の深夜に再放送あり(当日の番組編成によって変動はあるが、1989年4月以降は基本的に25時25分から)。
第49回:1989年4月1日(スペシャル、16時~17時50分)「▷キャディラックライブ▷全日本モトクロス選手権開幕戦」
テーマソング「青春のあいうえお」を歌うキャディラックをゲストに迎える。「ヒーロー&ヒロイン」は学法石川高校自転車部と安積女子高校合唱部から。その他全日本モトクロス選手権などを送る。
第50回:1989年4月8日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
「とびだせヒーロー&ヒロイン」は緑が丘高校体操部、「東京なんでもグラフィティ」は自由ヶ丘にあるテニス用品の専門店"セントクリストファー"から。
第51回:1989年4月15日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
「とびだせ!ヒーロー&ヒロイン」は郡山女子大附属高校体操部。「東京なんでもグラフティ」は自由ヶ丘から送る。
第52回:1989年4月22日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
第53回:1989年4月29日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
「とびだせヒーロー&ヒロイン」は、白河高校テニス部。その他、東京ディズニーランド特集を送る。
第54回:1989年5月6日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
とびだせヒーロー&ヒロインは、会津高校剣道部。東京なんでもグラフティは、渋谷から送る。
第55回:1989年5月13日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
とびだせヒーロー&ヒロインは、日大工学部ラグビー部。東京なんでもグラフティは渋谷からセサミ・ストリートグッズを紹介する。
第57回:1989年5月27日「福島東高校吹奏楽部 ほか」
第58回:1989年6月3日(スペシャル、17時10分~18時30分)「杜の都仙台ストーリー▷社会人野球▷ウルトラクイズ会津版チャレンジ大会」
「めざせ東京ドーム」のコーナーでは、同仁社野球部を紹介する。
第59回:1989年6月10日(スペシャル、17時10分~18時30分)「▷いきなりのっTV▷ウルトラクイズ」
ヒーロー&ヒロインは、各高校の応援団の活躍を送る。
第60回:1989年6月17日「ストリートダンサー」
とびだせヒーロー&ヒロインは福島西女子高校軟式テニス部を紹介する。
第61回:1989年6月24日「ゲスト・島崎和歌子」
第62回:1989年7月1日「レモンエンジェル ほか」
とびだせヒーロー&ヒロインは内郷高校剣道部を紹介。歌のゲストは、レモンエンジェル。
第63回:1989年7月8日「郡山商業放送部 ほか」
「生中継おじゃカメが行く」は、福島市のアプタから。ヒーロー&ヒロインは郡山商業高校放送部を紹介。
第64回:1989年7月15日「好間高校柔道部 ほか」
とびだせヒーロー&ヒロインは好間高校柔道部を紹介。またゲストにアミーゴ中村を迎える。
第65回:1989年7月22日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
とびだせヒーロー&ヒロインは福島商業高校バスケットボール部を紹介。東京なんでもグラフィティは東京ディズニーランドから。
第66回:1989年7月29日「ストリートダンサー」
とびだせ!ヒーロー&ヒロインは日大東北高校陸上部を紹介。東京なんでもグラフィティは、東京ディズニーランドから送る。
第67回:1989年8月5日「▷西会津高校テニス部」
とびだせヒーロー&ヒロインは西会津高校テニス部を紹介。また東京なんでもグラフィティは東京ディズニーランドから。
第68回:1989年8月12日「▷ヒーロー&ヒロイン」
"おじゃカメが行く"のコーナーは、郡山のライブハウス・ケントスから。またゲストに元横浜銀蝿の翔を迎える。
第69回:1989年8月19日(スペシャル、第1部:16時~17時、第2部:17時10分~18時)「▷似顔絵コンテスト」
「とびだせヒーロー&ヒロイン」は総集編とNG編。また、司会者の粋成浩児の似顔絵コンテストやジェットスキーの話題も。その他、ダンガリーブラザーズバンドのライブを送る。
第70回:1989年8月26日(24時間テレビスペシャル、15時30分~16時50分)「キャディラック ほか」
第71回:1989年9月2日「▷ヒーロー&ヒロイン」
第72回:1989年9月9日「▷ヒーロー&ヒロイン」※再放送休止
いきなり高校ウォッチングは、福島高校梅苑祭と白河女子高校からたち祭から。また、とびだせ!ヒーロー&ヒロインは、帝京安積高校サッカー部を紹介。
第73回:1989年9月16日「▷ヒーロー&ヒロイン」※再放送休止
第74回:1989年9月23日「文化祭特集▷会津女子高校文化祭」
第75回:1989年9月30日「ヒーロー&ヒロイン・学法福島高校軟式テニス部」
ヒーロー&ヒロインは学法福島高校軟式テニス部を紹介。また東京なんでもグラフィティは鎌倉から送る。
第76回:1989年10月7日「いきなり高校ウオッチング・須賀川女子高校」
いきなり高校ウォッチングは須賀川女子高校文化祭から。ヒーロー&ヒロインは福島高校将棋部を紹介する。
第77回:1989年10月14日「高校ウォッチング福島南高校文化祭 ほか」
高校ウォッチングは福島南高校文化祭から。
第78回:1989年10月21日「日大東北高校陸上競技大会▷ロードレース15戦」
第79回:1989年10月28日「福島西女子高校駅伝大会▷安達高校まゆみ祭 ほか」
福島西女子高校の駅伝大会、安達高校の「まゆみ祭」などを送る。また、福島市の「アプタ」からの中継も。
第80回:1989年11月3日(金曜日、17時10分~18時)「ヒーロー&ヒロイン・若松商業高校バスケ部」※再放送は11月4日(土)深夜
第81回:1989年11月11日「福島工業高校ハンドボール部▷ロードレース ほか」
ヒーロー&ヒロインは福島工業高校ハンドボール部を紹介。また全日本ロードレース選手権の模様を送る。
第82回:1989年11月18日「ヒーロー&ヒロイン・湯本高校吹奏楽部 ほか」
第83回:1989年11月25日「ヒーロー&ヒロイン・小野高校女子バレー部」
ゲストに「ラディッシュ」を迎えて送る。「とびだせヒーロー&ヒロイン」は小野高校女子バレー部。
第84回:1989年12月2日「ヒーロー&ヒロイン・郡山北工業高校剣道部」
とびだせ!ヒーロー&ヒロインは郡山北工業高校剣道部を紹介。また福島スバル自動車郡山ショールーム"カートピア"から送る。
第85回:1989年12月9日「ヒーロー&ヒロイン ほか」
第86回:1989年12月16日「とびだせヒーロー&ヒロイン日大東北高体操部」
とびだせ!ヒーロー&ヒロインは日大東北高校体操部を紹介。
第87回:1989年12月23日「とびだせヒーロー&ヒロイン白河高校卓球部」※再放送休止
番外「のっTV豪華BANBANクリスマスイブ・夜明けまで生放送」:1989年12月23日(25時5分~終了時刻不明)
県内七つの大学から若者が集い、スタジオライブ・トーク、プロモーションビデオ特集などを楽しくすすめる。ゲストにダンガリーブラザースバンド、スリックス、ブロークンチェックほかを迎える。
第88回:1989年12月30日(スペシャル、16時30分~18時)「ヒーロー&ヒロイン総集編・NG編▷スキー場情報 ほか」
第89回:1990年1月6日(16時30分~17時30分)「ストリートダンサー ほか」
第90回:1990年1月13日「ゲスト・大須賀ひでき」
アプタ福島店から中継する。また歌のゲストに大須賀ひできを迎える。
第91回:1990年1月20日「郡山商業高校管弦楽部定期演奏会 レイダース」
第92回:1990年1月27日「ヒーロー&ヒロイン緑が丘高校ハンドボール部」
第93回:1990年2月3日「会津若松ザベリオ学園バドミントン部 ほか」
ヒーロー&ヒロインは会津若松ザベリオ学園バドミントン部を紹介。また話題のペンション情報を送る。
第94回:1990年2月10日「県立工業高校アイススケート部▷バレンタイン」
ヒーロー&ヒロインは県立工業高校アイススケート部。「おじゃカメが行く」のコーナーは、猪苗代スキー場から。
第95回:1990年2月17日「ヒーロー&ヒロイン・アイスホッケー部 ほか」
ヒーロー&ヒロインは日大東北高校アイスホッケー部を紹介。
第96回:1990年2月24日「ヒーロー&ヒロイン湖南高校野球部 ほか」
ヒーロー&ヒロインは湖南高校野球部を紹介。
第97回:1990年3月3日「ヒーロー&ヒロイン・磐城第1高校剣道部 ほか」
ヒーロー&ヒロインは磐城第一高校剣道部を紹介する。
第98回:1990年3月10日「ヒーロー&ヒロイン・長沼高校硬式テニス部」
ヒーロー&ヒロインは長沼高校・硬式テニス部を紹介。
第99回:1990年3月17日「ヒーロー&ヒロイン聖光学院柔道部▷卒業式 ほか」
第100回:1990年3月24日「ヒーロー&ヒロイン帝京安積高校卓球部 ほか」※再放送休止
番外「のっTV豪華BANBAN春休み・夜明けまで生放送」:1990年3月24日(25時5分~終了時刻不明)「米森正樹 ほか」
ゲストは米森正樹、大須賀ひできを迎える。正樹、浩児、貝様のセッションがみもの。また、「大人版ヒーロー&ヒロイン」と題して日大ボディビル部、ダンス研究会、ハーレーダビッドソンクラブ、東和町いなほ陸友会のみなさんが登場する。
第101回:1990年3月31日「卒業のうた第3弾東京ディズニーランドツアー」
【備考】
第49回は、FCT新スタジオ完成記念のスペシャル版である。FCTは開局20周年を迎えたこの年、それまでの社屋の北側に新館を建設。その中に新たに広さ70.4坪の「Kスタジオ」を設けた。『のっTV』の放送もこの回から、従来のスタジオ(「Nスタジオ」と呼称される25.4坪のスタジオ)から「Kスタジオ」へ移動。その広さを活かして、スタジオ内に観覧客を入れるようになった。
また同回からは、前週で番組を降板したアミーゴ中村に代わり、それまでアシスタントとして出演していた河辺美佳がMC陣に昇格となった。なお中村は、別項での記述通り降板後も度々ゲスト出演しており、例えば第64回に出演していることが上記リストからもわかる。
第61回にはゲストとして島崎和歌子が出演しているが、島崎は当時、この回の放送を行った郡山駅ビル「サンシティ」(現在のS-PAL郡山)のイメージキャラクターを務めていた。サンシティはこの当時、それまで館内にあった噴水広場を「サンシティシアター」にリニューアル。それを記念し、イメージキャラクターの島崎を招いた番組の生放送を「サンシティシアター」から行ったのである。なお、島崎は放送翌日の6月25日にも同所でミニコンサートを開いている。
1989年12月23日と1990年3月24日には、深夜に『夜明けまで生放送』と題したスペシャル版を放送している。上記リストで「終了時刻不明」としているのは、『福島民報』の同日付朝刊ラ・テ欄には当日の放送終了時刻が記載されておらず、資料からは終了時刻を確認できないためである。終夜放送で放送されていたのであれば、翌朝の番組の開始時刻から推定して、12月23日は翌24日6時15分まで、3月24日は翌25日6時15分までの放送である。
ちなみに、1990年3月24日の『夜明けまで』スペシャルの裏では、テレビユー福島(TUF)が自社制作の音楽番組『TUFサウンドピーチ』のオールナイト電リクスペシャルを放送している(1990年3月24日24時30分~25日6時20分。こちらは『福島民報』にも終了時刻がこの通りに記載されている)。2023年現在ではもう見られないであろう、ローカル深夜番組のオールナイト特番対決が行われていたのである。
【参考文献】
・『福島民報』朝刊各号(国立国会図書館東京本館所蔵マイクロフィルム)
・『燃えろFCT PARTⅢ 福島中央テレビ20年の歩み』(1989年、福島中央テレビ)
【2023年8月7日公開】